最強英語脳を作る (ベスト新書)
茂木 健一郎
ベストセラーズ
2016-07-09






著者の言葉:

 ”一言で言えば、「それは英語がもはや文化ではなく、文明だから」。”


私はこの本を読んで賛同できるのは、著者が述べていますが 
”アメリカのマインド” です。
英語は文化でなく ”文明” と言っています。 

この2つのキーワードを本当に理解できないと、英語の勉強も今まで通り
で進化変化しません。

私も意味は同じですが、私の長い経験から

     ”言葉を活かせるアメリカ心にする”

私はな怠けもので、特に、一番の苦手は努力の継続です。

中学から大学までは、そして その後の英語学校、全て 言葉を勉強(学
問)として勉強、つまり、「文化」の勉強です。

この本を読んで、英語はツールと言う便利な言葉に酔い、その後も英語の
アメリカのマインドへ変えない人は、これからも英語はマスターできません。

「文明」である。言葉は、日本で外国相撲力士が日本語を日本マインドで
修得することと同じです。外国相撲力士は赤ちゃんが言葉を覚えるのと
結果的に同じです。

問題は、どうしたら 個人個人の環境の違いの中で、アメリカマインドの環
境へ 自分をもっていけるか、個人個人のやり方が違ってきます。

日本は、TV, ラジオ、ネット あらゆる環境が既にあります。 勿論、英語
の学校もあります。
でも 実際に 心をアメリカマインドの環境へ 自分の心をもって行かないと
文明としての 英語は得られません。

私の場合、就職と同時に英語だけの社会、英語が全くダメで 英語の学校
へ 何度も 何度も 会社の費用で行きました。 合計すると恐らく150万円
は超えていたと思います。
結果 -> 私の英語は 全く ダメ でした。

私は 左耳が幼少の頃 鼓膜が破れました。そのせいか 英語の発音をう
まく聞き分けることができませんでした、 と思っていました。

ところが、生きていくために 英語は必須です。A4のメモを書くのに1日、書い
ても 殆ど直される。 会議では 自分の意見を言えない、何を指示されてい
るかも捉えるのに必死でした。

夢に何度も何度も 自分の書いた文章が出てきます。間違っていないか論理
を正しかったか 等、数年間続きました。
会議の場面も 全て覚えていて 夢に何度も何度も出てきました。

そんな苦しい 数年が過ぎた頃、会議で話あっていることが 何時の間にかス
ムーズに理解できていました。

学校や英語学校で習っても 全く 進歩がなかった英語、生きる為に必至に
もがいて来た その先に 突然 光が見えてきたのです。

一度 その喜びを覚えると 楽しさと自信になり もっと もっと 書きたい、話
をしたい 行動になりました。

私はアメリカの心は、
 
     ”言葉を活かせるアメリカ心にする”

になっていたのです。


この本は具体的な環境設定の説明は多少不足かもしれません。でも英語
は文化でなく 文明であることを 再認識、英語を活かせる 指針が書か
れています。




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