幼児1,2,3,4歳への英語教育の意見は色々です。
私の経験から、「4~5歳迄に英語の耳は決まってしまう」 と言
う 現実の話です。

貴方が、20歳以上なら、どんなに努力しても ネーティブな英語
発音は限界があります。それは 耳の音域がないからです。
と言われたら どう反論しますか?

私の英語の発音は自己流です。怠けて怠けて 必要になって
勉強したからです。

心配する必要はありません。話す、聞く、書く 英語は十分に
アメリカのマインドで得とくできます。
勿論、何歳になっても 勉強で得とくできます。語学に年齢はあり
ません。




でも、問題はあなたの子供への英語教育です。

私は英語だけの社会で仕事をしてきました。多様な人種の中
で、英語を日常で使われている国や人、使われていない国や
人、多様な民族・社会の人の集まりの中での仕事です。

会社は英語だけの世界、英語の苦手の国や人も多くありました。
中米、アジア諸国で英語の苦手な国や人もいます。

その中で、最初は英語が苦手でも、数年でネーティブな英語に
なっている人がいます。

私みたいに、どんなに勉強してもネーティブな英語になれない人
もいます。私の場合は勉強不足ですが。

その差は、
 
   ”4歳頃までに 英語を聞いていたか否か”  でした。

4歳頃まで英語を聞いて、その後 10歳以上になって英語を勉強
した人たちでも ネーティブな英語になっているのです。


英語を聞くとはどういうことか?

    「耳の音域が4歳頃迄で決まってしまう」
    
話によると、英語と日本語では使用するHz(ヘルツ)の範囲領域が
違うからと言う話もあります。

所謂、トマティス論です。この理論は反対理論があります。
(トマティスメソッドはフランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマ
ティス博士(1920-2001年)が1947年から開発、研究を重ね、完
成させた聴覚、心理、発声改善法)


    日本語:       125hz ~ 1,500hz  
          英語:        2,000hz ~ 120,000hz
    アメリカ英語:        750hz ~ 5,000hz

もう一度確認します。 この理論は反対理論があります。

例えば、 山田恒夫氏の本です。



著者の山田氏は、”私達が話している言葉にはどんな特徴が
あるのでしょうか。私達の言葉は、母音と子音音節から成り
立っています。これらの音はサウンドスペクトログラムと呼ば
れるグラフで観察できます。”と述べています。
詳しくは、本を読んで下さい。

何れにしても、

    4歳迄に英語の音を聞かせるのは大切です。


アメリカに於いて、会議などで、アメリカ人の人がイギリスの人の
話がよく聞き取れない時が しばしば あります。

イギリスの人の英語は、まるで イタリア語の様に聞こえます。これ
は、イギリス英語が、アメリカ英語より 周波数が高いからの理由で
しょうか?

周波数は、母音中心の場合、周波数が低く、子音中心は周波数が
高いです。
従って、話す周波数が自分の聞き取れる周波数でない場合、聞く
ことも 話すことも 困難になります。

動物の鳴き声が 国よってまるで違う様に思われるのも、周波数
に関係しているかも 知れません。

じゃ 「4歳頃まで英語を聞いて、その後 10歳以上になって英語を
勉強した人たちでも ネーティブな英語になっているのです。」

そへの対策は?

        「9歳の壁」

を聞いたことがありますか? 9歳で耳は決まってしまうと言うこと
です。
私の提案:
 1.0歳~1歳 : 英語の音楽を聞かせる
 2.2歳~3歳 : 英語の音楽に踊り・遊びを入れる
 3.4歳~5歳 : 実際の英語を聞かせる、体験する

上記の様な環境が得られるば、英語 ”耳” なれれると思います。



小さい子供に英語を教育しても、忘れてしまう 等と言っている
お父さん・お母さんは、多分 ネーティブな英語でないかも?

アメリカを歌で知る (祥伝社新書)
ウェルズ恵子
祥伝社
2016-03-01