「ゴルフにみる心」がテーマです。
何事も極めれば世界を超えて心は通じ
ます。

「金田武明」と聞いて、アッ あの金田さん
と分かる人は、ゴルフの通です。
年配のゴルフ界で、金田武明さんを知らな
い人はいないと思います。

金田武明さん
 金 田 武 明さんは、 東京生まれ。
早稲田大学卒業後,米国 オハイオ州立大
学,メリーランド大学院に学び大学院助手
となる。1960年世界アマ(メリオンGC)の日
本代表プレー しました。その後、
スポーツ・イラストレーテッド誌アジア代表
(タイム社の雑誌部門の一つです)。

私は、一時期、同じ会社で、大大先輩の金
田さんと同じ会社でした。
スポーツ・イラストレーテッド誌アジア代表
と言うのが、金田さんのタイトルでした。タッ
クさんと呼ばれていました。
私は20代そこそこのFinanceでした。

当時、会社のOfficeは、個室が基本ですが、
一般の社員も完全に間仕切りされたスペー
スでした。
金田さんのOfficeで思い出は、今で言うお宝
のゴルフ用具です。ドライバー、アイアン等
100本近くありました。

日本経済新聞に1970年から87年に週
一回連載された「グリーンサロン」、
97年から99年にこのコラムが再開されま
した。多くの人がこのコラムに、アメリカの
ゴルフの楽しみ、紹介に 本当に魅了され
たと思います。

多くの本、TV出演、ゴルフコース設計、
ゴルフ中継等、マスコミでも活躍、魅力い
ぱいの人でした。
なんと言っても、実際にアメリカで経験し
た実践と経験です。

沢山の思い出がありますが、”XXさん、ゴ
ルフが上手くなりたいなら、椅子を振っておく
けばいい”、 ”私は声が悪いから、
戸張 捷
(とばり しょう)さんの様に行かないよ”、
いつも 穏やかな表情が瞼に浮かびます。

目の前で、ジャック・ニクラス (Jack
Nicklaus)、アーノルド・ダニエル・パーマ
ー(Arnold Daniel Palmer)、
トム・ワトソン
(Tom Watson)さん等と、当時、世界のト
ッププレーヤーと親しく話す光景に、私は
彼の偉大さに 圧倒されていました。

金田武明 さんが設計したゴルフコース
です。

  金田武明 設計コース

素晴らしいコースが沢山あります。







決定版 アメリカ打法教典
金田 武明
研光新社
2001-06


何かに極めた人は、物静か
で、魅力いっぱいの人です。



私は楽しみでゴルフをしますが、金田さんが

XXさん、 

日本のゴルフは100年遅れているよ”

と言う言葉が耳に残っています。

金田さんのコラムや、本を読んでいる人はそ
の核心を知っていると思います。

勿論、ゴルフに対する考え方、姿勢、技術等
沢山あります。

でも、 一番印象に残っている言葉があります。

  「人に迷惑をかけないこと」

の言葉でした。

ゴルフのフィールド、ロッジでのマナー、人間性、
人との接し方、
日本のゴルフは100年遅れているよ
少なくても、ゴルフの最小限が守られていない事
が気がかりだったかも知れません。

当時、日本では、ゴルフはスポーツと言う感覚
でなかったのです。
プロフェッショナルではなかったのです。

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ゴルフに関する最近のゴルフの話題:

ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オ
ープンで松山英樹さんが、ツアー通算4勝
目を挙げた。日本人がここまでやれる時代、
凄いですね。
私はフェニックスへ、会合やSAPで行って
いますが、もし夏だったら、砂漠地帯で本
当に暑く、灼熱の下でゴルフなんて考えら
れません。夏など、数十メートル先に行くの
に、軒下の休むところを先に決め、そこへ
目指して歩きました。
松山さんが優勝したのは、2月ですから良
かったです。

フェニックスに触れたBlog:


先般、こんな記事がありました。
「安倍総理大臣は10日にアメリカのトランプ
大統領と首脳会談を行いますが、さらにそ
の翌日にトランプ大統領からゴルフに誘わ
れていることが分かりました。......
10日のワシントンでの首脳会談の翌日に安
倍総理をフロリダ州パームビーチの別荘に
招待し、ゴルフ ....共通の趣味であるゴルフ
を通じて信頼関係を深める狙いがあります。」
首相の祖父、岸信介元首相が初めて訪米した
際に、当時のアイゼンハワー大統領とゴルフ、
アイゼンハワー大統領と首脳会談、安保改定
へ。
ー> ゴルフを介した.....

ゴルフとビジネスに関しては多くの話がありま
す。
ー>ゴルフ場は「人となり」....


ゴルフが教える「Simple is best」
昭和シェル石油顧問 香藤茂常氏

ゴルフをしないビジネスマンが損すること
「ぜいたくな遊び」と敬遠していたら…

東洋経済 2017年2月7日付け
赤坂 厚 :スポーツライター

記事抜粋:

ゴルフはこんなぜいたくな、ちょっと隔絶さ
れた空間で、しかも3~4人の少人数で5時
間ほどを共にする。通常のビジネスの中で、
そんな「濃密な」時間はそうそう作れない。
5時間も酒を酌み交わしたら、何が何だか
わからなくなって終わるだろう。ゴンドラに
5時間いたら、それはもう監禁だ。

「ゴルフ夜明け前」(1987年)という映画が
あった。もともとは、桂文枝(当時三枝)の
創作落語を映画化したものだが、時は幕末、
西洋人の話を聞いてゴルフというスポーツ
を知った坂本龍馬が、ゴルフ場を作って志
士や新選組と一緒にゴルフをやって親交を
深めるというお話。敵対しているもの、同じ
側に立つものがゴルフという共通のスポー
ツで結び付きが出てくる。ゴルフとビジネス
の関係を端的にとらえているように思う。

等、ゴルフと政治、ゴルフとビジネスは話題
が尽きません。

日本のゴルフは100年遅れているよ”

松山英樹さんは、既に世界のトップクラスです。
最近、風格もプロフェッショナルです。

サラリーマン、政治家、一般のプレーヤーは、
100年は縮まっているだろうか?

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私はアメリカのスタンフォード大学のゴルフ
場でゴルフを楽しみました。
そこには、日本にない 崇高な伝統の精神
がありました。

最近、トランプ氏の政策で、各大学の反応
が、諸々の背景で違っています。

一度、各大学のトップクラス、代表学生が
トランプ氏とゴルフが出来たら と...... 。
無理な話ですが。

大学の反応から:大学の風景が見えます。

Harvard University のケース:
一律に特定の国、宗教への入国
拒否に
関連し、
ハーバード大学のOffice of the President
(学長)の月29日付けのホームページに、
 
   
We Are All Harvard とあります。

冒頭、
”Dear Members of the Harvard
Community,
Last Friday’s executive order imposing
restrictions on travel to the United States
has provoked uncertainty and escalating
anxiety among many people in our own
University and others. Although the
situation remains in flux and doubt,
I write
to share information about resources
available to students and faculty and to
underscore that our international students
and scholars are essential to our identity
and excellence. We are all Harvard. ..... ."
(学生と教員が利用できるリソースに関する情
報を共有し、私たちの留学生や学者が私たち
のアイデンティティと卓越性に欠かせないもの
であることを強調しています。
私たちはすべて
ハーバードです
。)
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Stanford Universityのケース:
DACA,BRIDGE Act.に言及しています。

Special Topic: immigration policy issues:
As events continue to unfold regarding
federal immigration policy, this page
provides resources for members of the
Stanford community.
.....  Stanford has actively supported
the DREAM Act legislation since its
introduction in 2001, which would enable
undocumented students to continue their
education and apply for citizenship.
Stanford also supports DACA, or Deferred
Action for Childhood Arrivals, which
has allowed undocumented individuals
who entered the United States as children
to remain in the country without fear of
deportation, and is among the more than
600 colleges and universities that have
signed a 
letter in support of DACA.

Stanford has expressed its strong support
for the BRIDGE Act, new bipartisan
legislation that would preserve the
protections for those who have remained
in the United States under the DACA
program, which is an executive action
rather than
a law.

DACA を掲載しています。
DACAとは、”Consideration of Deferred
Action for Childhood Arrivals”オバマ政
権下で、 2012年8月15日に申請開始。

子どものときに米国に入国した不法
移民のうち、一定の条件を満たした
人の国外退去処分を猶予し、
さらに
就労許可を与えるという政策。

BRIDGE Act も掲載しています。
BRIDGE法とは、特定の要件を満たして
いる人々が「仮保護された存在」と3年間
の労働許可を申請し、受け取ることを可
能にします。
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University of California, Berkeley
のケース:


Opinion, Voicesに

Trump’s war on facts, and what I learned
at the Women’s March”

 が掲載されてい
ます。

... 気候変動と環境政策、価値観の事実、社
会正義の心配、言論の自由などについて深
く考えているカリフォルニア人です。 選挙後、
私は娘に、人種差別、同性愛嫌悪、イスラム
嫌い、性差別などに強く反対していたことを強
烈な母性的な本能を感じました 。.....
------------------------------------------------------

これらの大学は、東海岸、西海岸の大学です。
所謂、リベラル派の大学です。
この中にいると、民主主義が全てと言う感覚
になる感じです。

行き過ぎたグローバルの修正が効かない民主
主義言うと見方もあります。
自分達の意見以外は、受け入れが出来ません。

私は、アメリカの心はDinerに有りと言ってきまし
た。声を荒げるリベラル、静かなるDinerの心、
違った意見に耳を傾け、尊重、理解するのが本
当のアメリカのパイオニア精神ではなかったか
と思っていました。

日本人でもよく理解している人もいます。
記事:

さようなら、オバマ「あなたは史上最悪
の爆弾魔でした」

つい先日、バラク・オバマ前大統領がこの2年
間で5万発近い爆弾を世界中でばら撒いたこ
とが、米外交問題評議会のサイトで明らかに
された。2016年は2万6171発、15年は
2万3144発を投下した。1回の爆撃で複数の
爆弾が落とされることや、発表されている国
々以外への投下を考えれば、より増える可
能性は高い。英国の調査報道ジャーナリスト
協会のまとめでは、ブッシュ政権の8年間で
パキスタンにおける無人機攻撃は51回、民
間人を含む死亡者は少なくとも410人であっ
た。一方、オバマ政権では373回、2089人と
なっている。イエメンやソマリアを追加すれば
さらに増える。これらの無人機による攻撃で
は、いくつかの問題も指摘されている。

さらに オバマ氏は、
土壇場で、多くの事をやったことが分かってい
ます。リーダーの資質に問題です。




アメリカの大手新聞への信用が、32%と言う
信用度の結果が分かります。
その32%を100%として、日本で報道されま
す。

人は真摯に生きることが大切です。如何にこ
の様な時代に生きるか?
他人に出来ない何かをプロフェッショナルに
なることが大切と感じています。




と私はBlogで書きました。

本来の 「ゴルフにみる心」 を見てみたい
です。

トランプ氏が安倍氏とゴルフ、はたして
どんな「ゴルフにみる心」が待
っているのでしょうか?













ペブロビーチゴルフ場にて
a_pebble beach lodge

b_pebble beach house

d_pebble beach golf