気持新たにBlog再開です。
5月に決算等全てが終わり、通常の業務、
生活に戻ってきました。
世の中、日本政府の姿からみる失われた
心の姿、アメリカ 元FBIのComey Leak
Issue,それぞれの 姿をみていると、
Blogの筆が止まってしまいました。

中野信子さん(認知神経科学者, 医学博
士)・評論家)の話、
「みんなのために正しいことをしている
気持ち」、「内集団バイアス、自分たち
の集団はすごい」 は非常に危険です。
今の政府関係者はどうでしょうか?
驕りがあったら、素直に反省が求められ
ています。

アメリカは社会は、分断されています。
Newt Gingrich が言います。
"we are a clear-cut cultural civil war."
(私たちは明確な文化内戦です)

Understanding Trump
Newt Gingrich
Center Street
2017-06-13


某カスタマーレビュー:
これは、アメリカの政治の現状を理解した
がっている人にとっては必読です。
ドナル
ド・トランプの選挙は、アメリカ人がワシン
トンのベルトウェイの中にある同じ古いエ
リート主義の政治に疲れていることを示し
ている。
Gingrichは、歴史学の教授およ
び学者としての彼の背景を使って、トラン
プを駆動するものと、それがアメリカの歴
史の過程をどのように形作るのかを調べ
ます。


一方、ポスト・トゥルース(ポスト真実)があ
ります。
オックスフォード辞書は、「世論を形成する
際に、客観的な事実よりも、むしろ感情や
個人的信条へのアピールの方がより影響
力があるような状況」を示す言葉と定義。

実態は、どれが真実で嘘か見分けが難し
いです。オバマ氏、クリントン氏が真実と
は一概に言えないです。

政治の世界、日本とアメリカの違い
とは人の場合に限って

日本は嘘は罪になりません。
アメリカは嘘は決定的な罪になります。

勿論、日本の国会に於いて、証人喚問で
の嘘は罪になります。
しかし、証人喚問を与党がやらなければ成
立しません。

一方、アメリカは違います。
例えば、アメリカに於ける新聞、雑誌、TV
等のマスコミに多くの意図的な嘘がありま
す。
FACT CHECK(ファクトチェック、事実確
認)が常に必要で、alternative facts(オル
タナティブ・ファクト、
もう一つの事実)
があります。
ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、
CBS, Time Warner等は極端に反トラン
プです。FOX、多くのラジオは違った報道
です。
正確な事実を把握するには、
Echelon Insights  の調査資料も、FOX 
News と共に見ておく必要があります。


Leakがマスコミに多く見られます。個人も
あります。リークは、個人の場合、個人の
資質の問題になります。
嘘で大切なのは、個人の場合、決定的な
罪になります。マスコミとは違います。
元FBI長官のリークは本人も認めていま
す。
個人の資質が問題になります。嘘のリーク
は問題になります。





FBI 長官が自らリークしていることが露呈
してしまっては、Comey氏の個人的な資
質に疑問視されます。
まさに、Comey leaks are the real issue
です。


日本の場合、加計学園問題、森友問題に
見られる様になんでもあり の様に見ら
れてしまいます。


嘘あり、リークありは悲しいことです。

勿論、証人喚問での嘘は罪になります。
但し、証人喚問をするか否かは政府側
にあります。文部科学省前事務次官の
前川喜平氏を証人喚問しないと言う方
針は、なんでもあり の様に見られる風
景です。

忖度、
日本の政治に於いて、忖度は総理大臣が
自分の所属する党議員へ忖度
していまし
た。今、党議員が総理大臣へ忖度です。こ
の決定的な違いがあります。官僚の世界は
忖度の世界です。でも、その忖度の世界が
特定の関係者へのになることは避ける
べきです。

幹事長は歴史感と正義感の資質が求めら
れます。議員を辞めた後、自分史に悔いが
残らない様にと願っています。
自分を正当化する心境を超えるところに価
値があります。

日本には、「公益通報制度」がありますが、
あるだけです。個人は守らません。

文部科学省の義家弘介副大臣は,
「一般論」と断った上で、「告発内容が法
令違反に該当しない場合、非公知の行政
運営上のプロセスを上司の許可無く外部
に流出されることは、国家公務員法(違
反)になる可能性がある」と述べた。
との記事を読んで、国民はどう感じるのだ
ろうか?
義家弘介氏の個人的な立場と心の変遷が
と言う話もありますが、国民は真実が知り
たいだけです。

後藤田 正純氏(元自由民主党副幹事長、
元内閣府副大臣)の「なにがあろうとも軸
足がブレない生き方、逃げない生き方を
学びました」 国会ニュース64(4)(通号 2
860)があります。
人間ですから色々問題もあります。でも、
正義感で筋を通す、政治家が好きです。

国家戦略特区諮問会議の民間議員を務め
る八田達夫阪大名誉教授氏の話、
「規制改革のプロセスに一点の曇りもない」
「加計ありきで検討されたとの指摘は事実
に反する」、「われわれは限定すべきでは
ないと考えているが、獣医師会の要請だっ
た」。
獣医師会の要請は、獣医師会が否定、事
実の時間的経過から、話が矛盾していま
す。何れにしても、確実に首相の意向が反
映しています。
透明性と公正に欠けていました。やはり、真
摯な対応が望まれます。

何れにしても、萩生田光一官房副長官が
全てのキーであることは、サラリーマンなら
感じていると思います。
一歩下がって、真摯な対応が求められてい
ます。中央突破は無理が生じます。

但し、
自由民主党は自然消滅(フェーズア
ウト/ phase‐out)を熟知しています。
日本人は、アッと言う間に忘れて行
きます。変わらないこの線は日本の
風景です。


残るのは、愛媛県今治市の財政負担が
重くのしかかります。
愛媛県今治市は、学校用地として約17万平
方メートルを約36億7400万円で市土地開発
公社などから買い戻し、加計学園に無償譲
渡。これに加えて愛媛県と今治市で校舎建
設費の総額192億円のうち、最大96億円を
助成することも決まっています。このうち愛
媛県は最大で32億円を、今治市は64億円
を負担することになります。
つまり、固定資産税、経済効果からみても
300年の不採算となります。
これは、千葉県銚子市、加計学園のために
払った補助金のせいで「第2の夕張」級の借
金地獄になった例と同じです。


人は、気がつかないうちに、中野信子さん
が言っている「みんなのために正しいこと
をしている気持ち」になって、本質を忘れて
しまっている様な感じです。

「カビは、菌糸と呼ばれる糸状の細胞か
らなり、胞子によって増殖する」とありま
す。カビから人間世界が見える様です。


結局、日本では自分のことは自分で守る
が大切です。

サラリーマンとって、身を守る大切なこ
とは、他人を ”非難しない”、”嘘をつ
かない”
 が先ず基本です。


私は今日からBlogを再開します。
サラリーマンの話です。
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