「時間を管理する」と言われます。
時間を管理出来ている人は、何事もにも素晴
らしい実績、結果を残しています。
でも、日々の中で、時間を管理するは難しい
テーマです。
長年、アメリカのビジネスマンと一緒に働いて
感じたことは、当たり前の話しですが、「時間
を管理する」が出来ている人は、先ず、「時間
の本質」
をよく知っています。

時間の本質とは、 先ず fair(公平)であり、
resources(資源)であり、your precious time
(人の貴重な時間)であると言うことです


時間の本質を知った上で、 「時間の捉え方」、
「有効な時間の使い方」のノウハウ熟知して、
時間の使い方のプランニングも出来ています。

私は「時間の本質」と言っていますが、性質の
側面もあります。時間の性質は一部です。
従って、「時間の本質」と考えています。

企業レベルでも、「時間の管理する」は徹底さ
れ、コストパフォーマンスを極めています。
日本と欧米、特にアメリカとの労働生産性の
違いは、個々が「時間の本質」を知って行動
しています。会議の仕方、論理思考(Logical
Thinking)、箇条書(Bullet Points)等、時間
の本質を知っている為スマートです。 

会議の仕方に関して、以前こんな話をしました。

「会議のやり方でも、東海岸と西海岸では、
違っています。共通するのは、会議室で会
議でなく、事前に日本で言う根回しです。
事前に資料で 担当者に確認、事前に合意
を得ておきます。会議では 会って最確認が
多かったです。

だから meet +  ing => meeting
日本では、会議で初めて資料等を配布しま
すから、一から説明なが~い会議になります。
だから、 会+議 => 会議  そりゃ 時間か
かる。」






参考までに、meeting は、「会合,  集会」の一
般的な語ですが、conferenceは、「専門問題
に関する討論」を指し、企業でも使用されます。
一般例で、a summit conference 首脳会議。
他に、IT等の催し物等ではconvention、また、
assembly(例、a city assembly 市議会)の使
い分け等があります。


日本に於いての、「時間の本質」とは、
以前、こんな話をしました。

”日本の社会、
「出る杭が打たれる(the nail that sticks
out gets hammered in)の社背景があり、
自分の評価より、頭を下げて生きる社会
(the best policy is to keep your head
down)があります。日本の風景です。”

日本の会議に、参加すると言う日本の風
景がある感じがします。
日本は会議で議論ですが、実際に真剣
議論しているのは、2割程度と言われて
います。
パレートの法則(Pareto principle)の20%
の様です。









シリコンバレー等でアメリカ人と一緒に働いた
経験のある人は感じると思いますが、例えば、
あるテーマを具体化する為、プランニングを
文書化する場合等、論理思考、話の展開、文
書のフォーマット、文書のまとめ方が素晴らし
いです。
箇条書(Bullet Points)が基本になっている感
じがします。

箇条書(Bullet Points):
過去の私のBlogを参照してください。



箇条書偏: 箇条書 の極意ーストーリー








モノを作る製造はトヨタを初め、日本の製造業
界は「時間を管理する」を極めています。コスト
パフォーマンスの世界を極めています。

労働生産性が時折、問題視されます。ホワイト
カラー分野では、確かに日本の労働生産性は
問題があるかも知れません。
アメリカのスタッフと働いて感じます。働き方の
違いです。
確かに、パレートの法則(Pareto principle)の
20%はあります。優秀なスタッフは、仕事への
持続的な集中度が全く違います。
80%の人達は、それぞれの生きかたをもってい
ます。でも、その中で一定時間、集中度がありま
す。共通しているのは、時間に対する意識です。

以前、エレベーターピッチ(elevator pitch)
話をしました。



AIが仕事そのものを変えてしまう話、企業に於
けるリーダーの、IT, AIへの洞察力が求められ
ます。
所謂、最近の「Digital Transformation」の話で
す。

(デジタルトランスフォーメーション(Digital
transformation)とは、「ITの浸透が、人々の生
活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」
という概念である。2004年にスウェーデンのウ
メオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱
したとされる。ウィキペディアより)

大切なことは、企業のリーダーがデジタルテク
ノロジーが未来の不可欠な要素であると認識、
トップダウンサポートの推進へ、経営陣の

Digital、AIに知識に精通したマネジメント

を引き上げる必要性があります。

SAPのニュースレターで、適格な表現の言葉
を見ました。
   Digital IQ of Management
と言う言葉です。

アメリカと日本の文化の違い:
新しいテクノロジーへの挑戦、私はSAPを採用
する最初の段階、アメリカに於いて、1995年前
後から、他社との技術の情報交換を何度も何
度もやってきました。
SAP以外に、HP, オラクル、ビジネスオブジェ
クト、プリズム、コグス、そして、ミドルソフトウエ
ア企業です。
オープンな技術情報交換です。勿論、秘密情報
は、オープンな議論は出来ませが、ある程度の
話し合いができました。シリコンバレーの文化だ
ったのです。
シリコンバレーの中で、多く最新の知識を得、そ
して、素晴らしい仲間を得てきました。

この様な風景、日本では他社との情報交換は考
えられません。

中国に於いても、似た様な文化が芽生えている
と言う記事を読みました。

SAPのニュースレターにこんな記事がありました。
”The Next Wave Of Digital Leaders In Greater
China” by Dr. Chakib Bouhdary
記事抜粋:
It may sound simple, but when a small
group of leaders comes together to share
in a frictionless environment across industries,
innovation is accelerated. Recently I was in
Shanghai and Hong Kong to launch a
community of innovation leaders – senior
executives who are driving digital
transformation within their respective
companies in China. I was amazed to see
the participants’ enthusiasm while sharing
their experience and lessons learned from
digital transformation projects.
One executive in Shanghai summed up the
meeting’s appeal with a simple phrase:
“learn together, grow together.”
(一緒に学んで一緒に成長する)

As proven by these meetings, continuous
conversations among digital leaders benefit
organizations greatly.
The ongoing exchange of knowledge
demystifies digital transformation and helps
companies define their strategies with clear
objectives for value creation.

While introducing our innovation community
in 20 cities worldwide, I always asked the
questions, “where are traditional,
non-digital-native organizations today,” and
“what are the challenges they are facing in
their ability to execute?”

Untapped potential of Greater China


この中で、
“learn together, grow together.”
(一緒に学んで一緒に成長する)
の部分です

何十年も中国とビジネス、個人的な付き合い
がありますが、
   “learn together, grow together.”

は、確かに中国の文化ですが、競争に勝ち
抜く技術に関しては、違った文化を感じてい
ましたが、最近は違ってきている様です。

華僑の情報、人脈の凄さはよく知られていま
す。デジタル、AIのノウハウに関しても、既に
情報文化として組み入れているのです。

既に、中国に於いて革新リーダーのコミュニテ
ィを立ち上っています。
それは、華僑の情報、人脈の様です。
中国の素晴らしい潜在能力が開花するのは、
アッと言う間にやってきます。

SAPに関しては、2,000年代には既に中国の
大学で研究されていました。
例えば、地方の西南財経大学でも、シーメン
ス社と合同でSAP工商管理情報センターが
設置されていました。西南財経大学の担当者
と、SAPに関して話をした日が昨日の様です。
西南財経大学は中国を代表する財経系大学
の一つ、北京の中央財経大学、上海の上海
財経大学などとともに中国の4大財経大学で
す。特に金融学科、会計学科に強みを持って
います。
今や、中国に多くのSAPユーザーがいます。

中国は基盤となる人材やテクノロジー技術者
は、量、質で米国に次ぐ2位の規模です。
例えば、現時点でエンジニア数は200万人以
上(日本約100万人)、データ・サイエンティスト
は約1万7,000人(日本約3,000人)。
騰訊控股(テンセント)、新浪(シナ)、百度(バ
イドゥ)等、進化してます。

テンセントのスマートフォン(スマホ)向け無料
対話アプリの微信(ウィーチャット)」はLineの
先を生きます。 メッセージ、音声、会話、写真、
動画、また、金銭のやり取りがあります。
また、「公衆号」とよばれる公式アカウントで意
見を発信。新浪の交流サイト(SNS)微博(ウェ
イボ)は中国版ツイッターです。、百度は有力ネ
ット掲示板で話題になります。


激化する中国IT業界で生き抜くことは、平等に
与えられた時間を最大限有効に使います。

以前、こんな話をしました。

”そりゃ生きていれば、嬉しい涙も、悲しい
涙もあります。悲しい時、目を閉じ手で顔
を覆い泣きます。誰もいなければ、心から
そっと涙します。
貴方は、目を開き、瞬(まばた)きもせず、
静かに こらえる溢れる涙の姿を見たことが
ありますか?
  この涙には信念があります

...... 彼ら、彼女達の中に、遠~く、目を一点
に見つめ、涙を流す姿がありました。”

中国は、時間に対して必死なのです。


日本は、時間に対して必死だろうか?

スタンフォード大学の外側の廊下で必死
に勉強する風景は、時間の大切さを感じ
ます。

さて、話を戻します。
ここでの話は企業の話でなく、個人の
話です。


  時間を意識 するの話です。


「時間を管理する」が出来ない。
何をやっても長続きしない。
集中心が続かない。

全て 時間を意識 することで解決できます。

確かに、

”時間管理の訓練に関して”
”時間管理(タイムマネジメント)に関して”
”スケジューリングに関して”
”時間管理術に関して”
”「アポイントメント」と「タスク」による時間
 管理に関して”
”時間管理ツール”  
 関連ソフト例: 
   「toggl」,「TaskChute」,「TaskJenga」,
   「Studay Diary」,「サイボウズ Office」,
    「LINE WORKS 」等

  無料スケジュール管理ソフト例:
  Schedule Watcher、Wise Reminder、
  WinCal、秘書君 等。


等々、気持ちの持ち方、スケジュール管理
等のハウツー本、情報は溢れています。
でも、頭では分っているが、現実には時間
管理は長続きしません。


私が試してみて、最後の最後に残ったのが、

   時間を意識

すると言うことでした。

今回の話は「時間管理のスキル」の話で
はありません。



政府が推進する「働き方改革」、何をするにも
やり抜く力 がないと先に進むことが出来ま
せん。

GRIT やり抜く力 は確かに的をえています。
でも 読んだだけでは、集中心は長続きしま
せん。
時間対するに考え方に問題があるからです。

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Grit: The Power of Passion and Perseverance
Angela Duckworth
Ebury Digital
2016-05-05



GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」
リンダ・キャプラン・セイラー
日経BP社
2016-11-11





これまでの時間の使い方に関してのBlodです。




















時間を意識 するが大切なのです。

強烈なPassion(情熱)がある人は、時間を大
切に出来ます。

でも、強烈なPassion(情熱)がない人は、常に
時間を意識して、自分の目標へ向かって時間
を意識し、時間を大切にすることが大切ですと
感じています。

私は強烈なPassion(情熱)がなく、毎日、毎日
時間を意識して、自分に叱咤激励しています。
それでも、怠けてしまいます。

イチローは凄いな~と。
何が凄いといっても、長~く 持続出来ているの
です。

時間を意識 は、長~い持続が基本です。
“マインドフルネス” の助けも必要です。








大切なことは、自分にあった 毎日、「時間を
意識」出来る方法を見え出すことと感じてい
ます。