別世界から学ぶ。
身近なスポーツの世界、芸能の世界、マス
コミの世界、森友問題・加計学園で揺れる
国会の世界、等があります。

スポーツの世界からは学ぶことが多くあり
ます。野球界、特にMLBで活躍した選手か
ら、例えば
イチロー選手、長谷川滋利氏、野茂 英雄氏、
黒田 博樹氏、田澤 純一氏、上原 浩治氏、
大家 友和氏、厳しい世界を歩いてきていま
す。それぞれ様々な生き方の中に学ぶ点が
多くあります。

特に、長谷川滋利氏は、サラリーマンにとっ
て学ぶ点が沢山あります。
英語の勉強、アメリカでの事業、数球団へ
のアドバイザー、最近、ゴルフの「全米アマ
チュア選手権」の予選会を突破等々、興味
ある経歴と顔をもっています。

英語の勉強、まさに 「他日の用意」です。
明治時代の政治家、陸奥宗光の婦人,
陸奥亮子の話に、「他日の用意」があ
った話を以前しました。

来たるべき将来に備え、準備しておくこと
です。
将来来るであろうことへ意識、その為へ
の常日頃の持続ある勉強です。

長谷川滋利氏には、生き方に明確な問
題意識がありました。

長谷川滋利氏、全米アマチュア選手権の
予選会を突破に関連し、大大先輩の金田
武明氏を思いだします。
金田さんは、1960年関東オープンのベ
ストアマ、極東オープン、世界アマチュア
の日本代表でした。

私のBlogで触れています。



私は1993年代から、サンフランシスコに
滞在が多くなりました。球場がサンフラン
シスコ湾の左手奥に見えるデスクで働い
ていました。SAPのトレーニング、開発を
サンフランシスコでやっていました。

野茂 英雄氏は、1995年2月8日にロサンゼ
ルス・ドジャースとマイナー契約、 一方、
長谷川滋利氏は1997年1月に日本人史上
初の金銭トレードでオリックスからアナハイ
ム・エンゼルスに移籍してきました。
全く違ったスタイルの生き方、二人とも素晴
らしく、この時期に生きていた喜びを感じて
います。
いつの日か、二人の生き方を書いてみたい
です。 「アメリカで生きるとは」です。

日本国内では、「共振性(resonance)」
で生きていけます。
でも世界では、共振性では生きていけません。






















今回は、「別世界から学ぶ」のテーマです
が、話の中心は、政治の世界から何が学
べるかの話です。
政策、政略の話ではありません。政治の世
界からサラリーマンが生きて行く上で学べ
るものがあるか否かです。

国会に於ける議論は、一般社会と全くかけ
離れた論理と世界感がある様です。

学生時代、議員会館に何度も行っていまし
た。仕事の関係で、時の内閣と外国特派員
協会(The Foreign Correspondents' Club
of Japan / FCCJ)にて食事の会合もあり
ました。私は単なる人数合わせでしたが、
独特の空気に触れることができました。

サラリーマンにとって、政治家の言葉、論
理は一般社会と別世界の様に感じます。
質問と返答が全くかみ合わない議論でも
議論、ただ時間は過ぎて行きます。
国会は1日莫大な費用がかかります。ここ
に「働き方改革」が必要な感じがします。

企業では、成果のない議論は許されませ
ん。企業では費用対効果が求められます

以前、別テーマでこんなことに触れました。
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「安倍晋三首相が国会で質問への返答に
苦慮し、追い詰まれた時、突然早口になり
ます。これは、違う世界の話です。」

特に下記の件は、極めて神経質でした。
人柄が信用できないと国民の7割が思って
いる現状、「加計問題などで本人は失敗し
たと思ってない。閉会中審査でもしっかり
説明すれば大丈夫と強調していた。野党
や一部メディアが『印象操作をしている』と
憤慨さえするほどでした。安倍さんは最優
先政策である改憲をあきらめていない」と
のニュースが流れている現状です。
その中での、言葉優しい説明です。どこか
無理が生じてしまいます。

1. 安倍総理が加計学園の計画を知った
    のはいつなのか?
    「1月20日(2017年)であります。申請
   を決定する段階で、私は諮問会議の
   議長として、加計学園の計画につい
   て承知したということであります」(安
   倍晋三首相)
   一般社会、勿論、サラリーマンでも
   言えない返答です。
   この返答では、多くのデータから無理
   や矛盾があります。一般社会では言
   えない返答です。
   過去の国会答弁や、4月28日に決定
   された政府答弁書が実在します。
   政治の世界、全く矛盾しても押し通す。

2. 今治市側が官邸を訪ねた件:
  2015年4月2日、愛媛県今治市の企画
  課長と課長補佐が首相官邸を訪れて
  いたことを示す今治市側の記録にたい
  する返答。
  記録にないに至っては、官邸の根本的
  なセキュリティ問題にもなります。
  セキュリティは、自分の身を優先する。

政治の世界、 ”利” で動きます。政治の
世界でなく、一般社会でも ”利”で動きます。
安倍晋三首相への質疑に山本幸三地方
創生相が出てきて、「そういう細かいこと...」
の発言、全ての意識が ”ちいさいこと”
の言葉の理解に見られます。これは、価値
観の違いからきているいる様にみえます。
確かに質問者は、答弁者の ”細かい” を、
”ちいさい” と替えて話をしています。
問題は、山本氏の考え方の根本的な意識
です。山本幸三氏の高学歴、MBA(コーネ
ル大学)から得たノウハウが、生かされてい
ない感じです。

一般社会では、伝統的日本文化や習慣か
ら価値観(Traditional values of Japanese
come from culture)があります。 どこかに
山本幸三氏の高度の知識と普通の人の間
に乖離があったのだろうか?
これは、私の個人的な感想です。


野党は、上記2の件を こつこつと調べ、実
証が、確実な前進の様に見えます。

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また、こんなことも触れました。

最近 耳にする言葉、
... と考えております。
... この様に考えておる所です。
... この様に考えているところです。
...申し上げたことでございます。
...~でございます。
... と言うことであります。
.... になるのだろうと思っております。

そして、空極は
  「記憶にございません」
  「記憶に基づき話をしています」


後で違っていても、法的にも問題ないと
言う 魔法の言葉です。


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政治の世界、日本に於いては 何があ
ってもすぐに忘れる国民性があります。
フェーズアウト(phase‐out )は、自由民
主党の常套手段です。

時が経てば、「国会はもっと大切なこ
とがある」
の様な、発言、風潮が出てき
ます。
これも、フェーズアウト(phase‐out )の
最終段階です。

森友問題、加計学園問題の国会に於け
る議論から、サラリーマンにとって学べ
るものが見つかりません。

話は変わりますが、
中国には、権力、政治には古来から、

      「裁兵」

と言う言葉があります。

簡単に言うと、邪魔な人や、言うことを聞
かない人を遠くに飛ばしたり、大変なこと
をやらせ、消耗させる権力保持のための
手段です。
蒙古襲来のときの、南宋兵、高句麗兵が
日本攻撃の先頭に立たされました。所謂、
「裁兵」 のやり方です。
中央から遠ざけることや、そこで消耗させ
てしまうやり方です。


政治の世界から、サラリーマンが学べる
ものを考えた時、「裁兵」は、無意識的に
やっているかも知れません。

サラリーマンの転勤にも あるかも知れま
せん。

以上、3つの角度から、

1.全て ”利” から
2.「言葉」は政治である
3.「裁兵」は政治である


こう見てみると、政治の世界から学ぶこと
は少ない様に思います。

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稲田氏への「報告」示す直筆メモを入手
に至っては、稲田氏の論理、言葉は、サ
ラリーマンにとって全く参考になりません。

陸自の日報、稲田氏に報告示すメモか 
フジテレビ報道


稲田氏が野党時代、国会で追及したあの
恐ろしい形相とトゲトゲしい言葉、人生は
不思議なもので、跳ね返ってきます。
政治家は言葉のパフォーマンスはあるが、
”信”がないと、何時の日か自分に跳ね返
ってきます。
組織の問題とは、別に個人の問題がある
感じがします。
罷免できない裏がある様にも感じてしまい
ます。
何れにしても、参考になりません。
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政治の世界から学ぶもの、それは、サラリ
ーマンは、

 人は真面目に真摯に生きる
 
 人を攻撃することは、自分に跳
 ね返る

  
 言葉を大切にすることは、自分
 を大切にすることになる

そんなことを感じています。

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大橋悠依(21) "銀",
自己記録2秒以上縮め「がむしゃら」日本
新、
「思い切りいけた。自分でも泳いでいて速
いと感じた。最後の50メートルは周りを見
ず、がむしゃらに泳いだ」
「今なら苦しんできてよかったなと思う」

なんか、心が救われた感じがしました。