こんにちは、上野(@vienoblog101 )です。
カテゴリーを選んで読んで頂けると一連の話しがつながります。



先ず会社組織と個人の関わり合いに関して、基本的なことを捉え
ます。

ここではアメリカの話を中心に話をします。日本においては、時
代は変わっても根底に終身雇用の意識が根強く残っています。

終身雇用の背景には採用側と採用される側に於いて、一生をかけ
た潜在的な可能性と成果主義への期待が、共通認識されている様
に見えます。
仕事は企業内の部署のローテーション等に見られる職能主義と言
えます。



一方、アメリカは、ポジション(職種)に人が充当される、いわ
ゆる職務主義です。
職務と言うことは、採用当初からその職務、つまり その仕事に
対してお金を払う制度です。
ここではその職務に対しての採用であり、他部署の職務に対する
考えはありません



アメリカに於いて学生の就職事情は、日本と全く異なります。
例えば、4年生になる前に企業へのインターンにて、経験・能力
をアピールして職を探します。
基本的には大学時代に見につけたスキル(知識、技術能力等)、
経験
(キャリア関連のクラブ活動等)のアピールです。


学歴社会と言う意味では、日本と同じです。日本では学歴の次
に人間性が重視されますが、アメリカに於いては、学歴の次に
人脈・ネットワークが重視されます。


能力の評価は、
GPA(Grade Point Average)、インターン、キャ
リア関連のクラブ活動ですが、やはり、学歴と人脈・ネットワ
ークが大切です。

じゃ 一流企業への就職は難しいですね。確かに そうですが 
どんな社会でも優秀な人ばかりの採用企業なんてありません。
10%、多くても20%が優秀な人?

世の中、多様な人材、キャリデザインされた人材が必要です。
結果的にらくらく就職出来ている人が多いのです。この話は機
会がありましたらあとでします。


次回は、企業内で生きるらくらく仕事道のエッセンスの話をし
ます。ご期待ください。

また、何か質問がありましたら お願いします。