行動を起こさせる文章:

こんにちは、上野(ビエノ@vienoblog101 )です。

これまで 2つのことを話してきました。

   1. 全体が瞬間的に理解できる構造
   2. 興味をもたせるストリー化

頭だしの文で全体が一瞬に理解出来、論理も時間軸も明快、現状・対応も
分類・整理され、重複文も 同じ意味の重複文も整理され、一連の構造も
ストリー化された最後の仕上げは、相手・聞き手への感動と、行動を促す
文章です。

ポイント:

既に述べて来た話と重複しますが、ポイントを話ます。

相手・聞き手が知っている身近な固有名詞、具体的な数値を掲げ、話の展
開を物語化して、問題・課題は貴方達の問題でもあると言う話の展開、即ち
問題・課題の漠然とした意識から、自分達の意識にリードして行く文章が必
須です。
 
具体的には:
 
 1.文脈(Context)で触れましたが、相手・聞き手のコンテキスト(文脈)は
   何か? 事前に徹底的に詰めておく必要があります。
   相手・聞き手は、自分に興味がない課題は、多くは漠然と聞いています。
   その為、固有名詞、具体的な数値だけでは、はは~ん で終わってしま
   います。

   手法: 一連の文脈の中で、自分はこれをやりますと言う強い意思
        を宣言、案に相手・聞き手はどうですか? と言う表現をとる。  
        つまり、自分の立場・意思を明確にすることです

 2.曖昧な名詞の言葉を避ける。 
   
   手法:  会社は、私達は 等の漠然とした言葉でなく、具体的な部門、
         部署を明確にする

         プロジェクトの場合は、担当グループを明確にする。

 3.対応へのスケジュールを明確にする。

   手法:  時間軸でプレゼンテーションを論理的に構造化する話をしました。
         対応への戦略、戦術のスケジュールを記載し、共有認識を明確
         にする。具体的に数値化したスケジュールです。

 4.逃げ道が出来る論理展開にしない。 例えば、それは無理だよ、この予定
   もあるし、事情もあるしなどを想起させる文章にしない。

   手法: 文章に何をする、 何をしない、と明確に表示する。つまり、対応
        への強い信念を示す。 これは ”否定”をすることで心を固める
        方法です。

 
行動を起こさせる文章は、企業のビジョンや指針ではありません。相手・聞き手の
感動、共鳴、そして 行動があって 確かなプレゼンテーションになります。

私が学んだ事、経験からの話ですので、全く違う意見が 沢山あると思います。
皆さんのご意見を聞かせてください。

サラリーマン、新入社員、勿論 主婦でも 負けない おすすめ スキルです。

ccc