リオ五輪閉幕、東京へバトン 小池知事が五輪旗受け取る。
4年に一度の五輪は、様々のドラマがあり感動があります。
人生の中で、オリンピックを見られるのは、多くて2X回程度
です。競技は勿論、世界の多様性、人間ドラマ、組織力等
様々なことを楽しみたいです。

対象読者: 全ての人

こんにちは、上野(@vienoblog101
)です。
カテゴリーを選んで読んで頂けると一連の話しがつながり
ます。
みなさんのご意見を待っています。



アスリートの勝者に見られるレジリエンス(resilience):
アスリートに於いても、全ての人が順風満帆の競技生活では
ありません。 失敗や挫折を教訓に、目標に向かってチャレン
ジ、高いパフォーマンスを表現、運も引き寄せることが出来た
者だけが味わうことが出来る喜びです。

逆境を乗り越える力、困難に負けない強さ、 そして目標への
チャレンジが、レジリエンス(resilience)です。「精神的回復力」
です。

レジリエンス・トレーニング、レジリエンスの習得方法 等、
の本が沢山あります。

ビジネス社会でも:
「失敗や挫折からすぐに立ち直る」、このことはアスリートの
世界だけではありません。
人は感情によって 日々の生活が影響されます。それは仕
事も同じです。上司とうまく行かない、同僚・後輩とうまく行
かない、取引先とうまく行かない等、ネガティブな感情を抱
え、時には、失敗や挫折を味わうこともあります。

大切なことは、
アスリートも、ビジネスマンも、すばやく気持ちを切り替えら
れるか否かによって、競技、ビジネスの現場で本来の力を
発揮できるかどうかが決まります。

レジリエンスやストレス対応力に優れていればより勝者に
なれる可能性が高いという意味です。

ストレスは「外力による歪み」が関係し、マインドフルネス
瞑想・ボウカツで、ストレス解消があります。
一方、「外力による歪みを跳ね返す力」として使われるレジリ
エンス
は、”折れない心”のスキルです。

レジリエンスという概念は、1970年代から研究され、トラウマ
を乗り越え仕事に前向きに取り組み、幸せを築く人に注目、い
わゆる 心理学者 イローナ・ボニウェル博士「レジリエンスに
は、思考の柔軟性が必要な事が分かってきたと、この研究か
ら、逆境力を養える研究がされています。

以前、NHK放送で、”心が折れないための要素”として、
 - 感情のコントロール
 - 自尊感情
 - 自己効力感
 -  楽観性


を掲げていました。

また、製薬会社では、脳のエネルギー源となるブドウ糖に注目、
少量を頻繁に食べると、血中のブドウ糖を安定させ、レジリエン
スに必要なエネルギーが維持される から、食事を少量ずつ3時
間置きにする事で、ブドウ糖を一定のレベルに保ち、感情をコント
ロールする力を高める方法
を提唱しています。
私の場合、腹が減っては.....の感じです。満腹感でないと物事が
浮かんでこないのです。基本的なトレーニングが出来ていません。

全力でのランニングを何度も繰り返すインターバルトレーニング
すると、レジリエンスに効果があります。

勿論、運動効果もあります。

会社の研修で、チームワーク、チームビルド等で、各人の性格を
測る研修がありますが、すぐに興奮するタイプ、激高するタイプ、
攻撃するタイプ、つまらないことで落ち込むタイプ、楽観タイプ等
様々ですが、レジリエンスには、『中庸』がいいのかな?

私は研修で コンサルタントの人から、貴方の性格は 『中庸』で
すと言われます。 欲がないという意味かな? ぼっとしている。
私個人では、中途半端 や いい加減 に近い人間と自分でわ
かっています。

「中庸」という言葉は、『論語』のなかで、「中庸の徳たるや、それ
至れるかな」と孔子に賛嘆されたのが文献初出と言われていま
すが、この話をすると 話がなが~くなります。

私は最近の若者の傾向として、失敗や挫折を教訓としてうまく次
へステップアップしている様に見ます。


今回のリオ五輪で、素晴らしい成績を残した姿から、学ぶことが
できます。極めて 私個人の意見です。
 
1.個々の力の集合がチームの力である。チームへの考え方が
  従来と違っていた様に感じます。チームあっての個人でなく、
  個人の力の集合です。

  -前回大会から水泳チームにチーム感じます。北島選手の件。
  -他の人の応援に全員参加している。 従来のメダリストだけ
    でない。
  -体操においては クラブチームを超越して情報交換、チーム化。
  -陸上400メートルリレーにおける一連の練習から。

2. レジリエンスには、「逆境を乗り越えるレジリエンス」と「チャンス
   を活かすレジリエンス」があると言われています。

   - コーチング、スタッフに、負ける原因、勝てる要因を科学的
      に分析、従来の経験のみの練習から、あらゆる 科学的
      用法を取り入れた練習、メンタル練習が見られた。
      特に 柔道女子バスケット、7人制ラグビー


3.ポジティブ思考を鍛えていた。モチベーションを持続には、強い
  想い が必須ですが、言葉もマイナスの言葉を排除している。

レジリエンスに大切なのは、チームでの心の共有化です。認めても
らいたい気持ち、認め合う気持ちが、前向きな心になり、「チャンス
を活かすレジリエンスになっています。


サラリーマン、新入社員、勿論 主婦でも 負けない おすすめ 
スキルです。

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